XREA から CORESERVER への WordPress の引越し(2016 年 2 月版)

XREA から CORESERVER への WordPress の引っ越し手順をまとめてみました。

前提条件

  • CORESERVER のアカウントは準備済み。
  • XREA のルートディレクトリから CORESERVER のサブディレクトリに WordPress を引越し(別ドメインと共存のため)。
  • 外部ツール不使用。

※ ここでは riso.tokyo ドメインを引っ越す例を示しています。下記文中の “riso.tokyo” は “hogehoge.com” 等に適宜読み替えて下さい。

データベースのエクスポート

ダッシュボードで左メニューの [ツール] → [エクスポート] をクリックします。

エクスポート画面では [すべてのコンテンツ] ラジオボタンをオンにして [エクスポートファイルをダウンロード] ボタンをクリックし、xml ファイルを PC にダウンロードします。

エクスポート画面

ドメインウェブの設定

バリュードメインのコントロールパネルに入り、[CORESERVER アカウントの登録・管理・購入] 画面に進みます。

[ウェブ] をクリックします。

コアサーバー管理画面

ドメインウェブの設定を入力し、この図の画面の下にある [ドメイン設定] ボタンをクリックします。

ドメインウェブ画面

ファイルのコピー

左側の [管理メニュー] の [サーバー間コピー] をクリックします。

[サーバー間でのファイルコピー設定・実行] 画面に必要事項を入力して [実行] ボタンをクリックし、XREA の /public_html 以下を CORESERVER のサブディレクトリにコピーします(本稿冒頭の前提条件の項にあるように、XREA のルートディレクトリから CORESERVER のサブディレクトリへの引越しのため)。

ここで、FTP のユーザ名とパスワードは “XREA.COM NEW SIGNUP” という件名で届いたメールに記載のものです。

CORESERVER 側のルートディレクトリに生成される .servercopy.log ファイルの末尾に [COMPLETE] と出ていればコピーは完了です。

コピー画面

MySQL データベースの作成

左側の [管理メニュー] の [データベース] をクリックして [MySQL の追加・編集] 画面に進みます。

[選択] のラジオボタンをオンにして [DB/ユーザ名] と [パスワード] を入力し、[UNICODE]を指定して [作成] をクリックします。[DB/ユーザ名] は XREA 側と異なっていて構いません。

データベース設定画面

wp-config.php の修正

左側の [管理メニュー] の [ファイルマネージャ] をクリックして進み、ファイルマネージャにログインします。

ログインの後 /public_html/riso.tokyo/wordpress ディレクトリに移動し、wp-config.php ファイルの横の [編集] ボタンをクリックして内蔵エディタを立ち上げます。

ファイルマネージャ画面

XREA 側と CORESERVER 側で MySQL の [DB/ユーザ名] が異なると、後に『データベース接続確立エラー』または『Error establishing a database connection』エラーが出るため、wp-config.php 内の DB_NAME と DB_USER の値(この 2 つは同一)を書き換えて CORESERVER 側に合わせます。

さらに、現時点(2016 年 2 月)では CORESERVER の MySQL のバージョンが低いために、そのままだと『WordPress データベースエラー:[Unknown character set ‘utf8mb4’]』が出ます。これに対処するために DB_CHARSET の値を ‘utf8mb4’ から ‘utf8’ に書き換えます。

書き換えの後、文字コードをプルダウンメニューで UTF8 に設定して保存ボタンをクリックします。

wp-config.php ファイル

WordPress のインストール

インストールスクリプトを起動するため、ブラウザでサブディレクトリの index.php を開きます。”CORESERVER.JP NEW SIGNUP” という件名で届いたメールに記載されている「標準のホームページ URL」の下のサブディレクトリにアクセスすることになるので、具体的な URL は

http://yamada.s999.coreserver.jp/riso.tokyo/index.php

などとなります(ユーザ名、ホスト名、ドメイン名はユーザ依存)。

WordPress の「ようこそ」画面が開くので必要事項を入力し、[WordPress をインストール] をクリックします。

ようこそ画面

データベースのインポートと各種設定

ダッシュボードの左メニューの [ツール] → [インポート] から WordPress 用インポートツールをインストールし、本稿の冒頭でエクスポートして PC にダウンロードした xml ファイルをインポートします。

注意: この際には [添付ファイルをダウンロードしてインポートする] のチェックボックスをオンにする必要があります。

その後、新旧サイトを見比べつつプラグイン、パーマリンク、プロフィールなどの設定を復元します。

5.サーバーの入れ替え

バリュードメインのコントロールパネルに入り、左側のメニューの [ドメイン] をポイントした後、[ドメインの設定操作(登録済みドメイン一覧)] をクリックして進みます。

コントロールパネル

サーバを切り替えるドメイン(この例では riso.tokyo ドメイン)の [DNS/URL] ボタンをクリックします。

ドメイン設定

[当サービス内サーバーの自動DNS設定] で、引っ越し先の CORESERVER を指定して [保存する] をクリックします。

DNS 設定画面

DNS が切り替わった後に、WordPress の左メニューの [設定] → [一般] 画面の WordPress アドレスやサイトアドレスを適宜修正して、一通りの作業終了です。

wordpressアドレス設定

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