セリアで買ったグリーンオーナメント社の「ミニパワーランタン」をチェック。
据え置きタイプではなく釣り下げタイプで、猛烈に明るいランタンです。
目次
概要
パッケージ裏。
とりあえず分解。
・側面のスライドスイッチはセンター OFF
・スイッチを上げると上側の LED 1 灯(リフレクタ付き)が点灯(懐中電灯モード?)
・スイッチを下げると下側の LED 4 灯(ディフューザ付き)が点灯(ランタンモード)
LED ユニット裏面。
懐中電灯モードで上側の LED 1 灯点灯時は 5.1 Ωの電流制限抵抗が入りますが、ランタンモードで下側の 4 灯点灯時は電流制限抵抗なし(電源は単 3 x 3 で約 4.5V)。
2018/02/19 追記
電流制限抵抗は、懐中電灯モードで上側の LED 1 灯点灯時は 22 Ω、ランタンモードで下側の 4 灯点灯時は 3.9 Ωが入っています。かなり前に設計変更がされたようですので、現在流通している品は全て改良型と思われます。
写真ではわかりにくいですがプラスチック成形の精度もいいですし、電池ボックス部分の金属部品も良い出来なら LED やスイッチ回りの半田付けもきれい。見慣れている 100 円ショップ品より出来が 1 ランク上です。^^
側面&他製品とのサイズ比較。
本品は円筒形のランタンのような自立安定性は全く考慮されていません。
机の上など、固くて平らで水平な場所でないと自立は無理。
ライトとしての明るさですが、懐中電灯モードで 1 灯点灯時は、他の 100 円ショップの懐中電灯と同程度という印象です。室内で使うなら十分な明るさ。スポットきつめ。
ランタンモードで使う場合、他の大抵のランタンは周囲全方向を照らすのに対して本品は一方向のみを照らすため、視線方向を照らすと非常に明るく感じます。ディフューザ付きで広照射角のため本が読めるレベルです。
押し入れや小さな物置など、狭い場所で点灯すると猛烈に明るくなります。
広さのある部屋の中央に置いて部屋全体を照らすタイプのランタンではありません。
まとめ
- 単 3 電池採用により、明るくてランタイムも長め。
- 目の前や小さな物置の中など、特定の範囲を照らすならとても明るい。
ランタンモードでは電流制限抵抗が入っていないので球切れの可能性あり?- 作りはとても良く、堅牢で操作性も良好。
- 設計の改良によって球切れの心配もなくなり、おすすめできる製品になった。
追記
電流制限抵抗が入っていないため「球切れの可能性あり」と思われていた本品ですが、結果的に球切れの話を聞きません。
大電流に対する耐性がある LED なのか、放熱の関係なのかは不明ですが、とにかくトラブルなく使える製品のようです。
追記2
ダイソーにも、グリーンオーナメント社のパッケージのまま出回るようになりました。
ダイソーの品質管理部門のテストをパスしたものと思われます。
改良型?
キャンドゥの下記製品は本記事製品の改良型のようです。
