コンパクトで明るくて頑丈、ランタイム長めで防災用にも好適。
今、一番おすすめの 100 円ランタンです。^^
目次
概要
詳細は後述しますが、本品はセリア、ワッツ、ダイソーなどで販売されているグリーンオーナメント社の『ミニパワーランタン』と同じ工場で生産された実質同一品と思われます。
但し、『ミニパワーランタン』の記事に記載の欠点を解消した改良版になっています。
そのため、本記事では初期型との相違点のみを記述します。
本品の一般的な情報については『ミニパワーランタン』の記事を参照して下さい。

内部構造
LED 基板がガラエポから紙エポに変わっている他、電流制限抵抗が下表のように変更されています。
ライト側の電流制限抵抗が 2 本直列になっており、ランニングチェンジのためと思われる(全く問題ないけど)変則的な回路です。
電流制限抵抗 | ライト側 | ランタン側 |
初期型 | 5.1 Ω | なし |
改良型(本記事) | 5.1 Ω + 3 Ω | 3 Ω |
ミニパワーランタンとの比較
この手の製品の場合、外観は同一だけど中身は大幅に異なるコピー品がしばしば存在します。
でも本品とグリーンオーナメント社の『ミニパワーランタン』を比べると違いは以下の通りであり、同一品の改良版と判断して良さそうです。
- 外観のプラスチック成形部品だけではなく、電池ボックス部の金属パーツも同じ。
- 内部配線用リード線の色分けも同じ。
- LED 基板はガラエポだったのが紙エポになっていて、いかにもコストダウン目的。
- ランタンモード側に電流制限抵抗が追加されており、球切れの心配が解消。
- 電流制限抵抗の追加でライト側/ランタン側共に微妙に明るさが落ちているが、並べて比べないと判らない程度。
まとめ
本記事の改良型は『ミニパワーランタン』の最大の欠点が解消されています。最近の LED 9 灯 or 12 灯のランタンと比較すると暗いですが以下のような長所があり、コストの制約がきつい中で大きな欠点がなく、バランスが取れた出来になっています。
- コンパクトで頑丈な筐体
- とても明るい
- ランタイム長め
- スイッチ回りも問題なし
現時点では一番おすすめの 100 円ランタンです。
防災用を兼ねて買い置きする電池はダイソー/ワッツの 7 年アルカリ電池がおすすめ。
